風味やのブログ

生きるぞ!

歌会

最近、歌会が楽しくてしょうがない。歌会に向けて歌を作っているときも楽しいし、実際に皆さんがどんな歌を作ってきたかも毎回楽しみにしている。詠草集はいつもキラキラしていて、ときには鋭く、ときにはほんわかしていて生き物みたいだ。

 

その人の思いや周りの環境に対する捉え方を、短歌という表現を通して垣間見ることができる感じがして、嬉しくて浮き足立ってしまう。表現として描いたものと、その人の考え方や生き方は同一化させてはいけないとは思うけど、それでもその人の短歌を紐解いていくことで、朧げに見えてくる何かもあると思う。そうした何かの積み重ねのおかげで、あまり話したことがない人に対して何だか親近感が湧いたりもする。でも話してみると、歌のイメージとは違ったその人の表情や雰囲気、立体感が出てきて、それもまた面白い。